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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年03月04日

HWS ニューモデルアーミーショートバージョンガスガン その1 外観



こんにちは、マハトマです。
今回からは現在持っているトイガンの中でも最上クラスにお気に入りなニューモデルアーミーショートバージョンをご紹介します。
内部の詳細な分解、トラブルシューティングなども書いていこうと思うのでお付き合い下さい。

まずこの実銃について長々と詳しく解説...したいところですが、本当に長くなるので掻い摘んで書いていきます。

まずこの銃、薬莢を使用しません。
というかこの銃が開発された時代、薬莢なんてメジャーじゃありませんでした。
パーカッション方式という、火薬の入った筒に鉛玉を詰めてキャップで発火するという昔ながらの方式で、1850年代に特にメジャーでした。
製造はレミントンで、当時のライバルにコルト51ネイビーなどが有名ですね。
時代の流れとともに薬莢式のSAA等に取って代わられましたが、ソリッドフレームの頑丈さやシリンダー交換のしやすさから本銃を愛用する人間は一定数いたということらしいです。

そんなモデルガンとしても実銃としてもトイガンとしても超マイナーなものを、ガスガンとして販売して頂いたハートフォード様には本当に感謝してます。いやほんとに。

長らく売り切れ状態でしたが、2018年夏頃に再版されたのを知り24000円程度で急いで入手しました。

前置きが長くなりましたが早速外観です。
※今回紹介する画像ものは自家塗装しています。購入当初は青みがかったマットブラックで塗装されていました。



見てくれはなんだか不思議な感じです。
古臭いような新しいような、とにかくスタイリッシュっていう感じ(完全に主観です)。
競作の51ネイビーと比べてもちょっと雰囲気違いますよね。


51ネイビー


では細かく見ていきます。


フレームは一体成形です。
シリンダー径は現在で言う.44くらいあります。
ノンフルート(ノンスキップド?)シリンダーが不思議な印象を醸し出してます。

ハンマー類を留めるネジは2本で、コルト製などのものより1本少なくなっています。
これはシリンダーストップとトリガーのネジを統一しているためです。
51ネイビーやシングルアクションアーミーは個別にパーツを留めるネジがあります。



トリガーガードは鋳造?パーツに金メッキ。
極希少ですが真鍮削り出しのものが存在するようです。欲しい。



ハンマーは古めかしい大型スパータイプです。
ハーフコックでここまで、

フルコックでこの位置です。
ハーフコック状態でシリンダーがフリーになり、装弾、ガス充填できます。



バレルは当時メジャーだったオクタゴナル(八角形)バレル。ショートバージョンなので通常版より短いです。
金色のフロントサイトはバレルに刺さって固定されています。
バレルは購入当初湯じわがすごく、サンドペーパーで均した後塗装しています。
バレル下部にあるのはローディングレバーというパーツで、シリンダーに鉛玉を込める際に操作します。トイガンでは機能的な意味は無いですが、途中まで動かすことができます。こちらも通常版より短くなっています。



グリップは木製です。
旧ロットはプラスチック製でしたが今回のロットは木グリ標準装備です。購入当初は毛羽立ってる?ような印象だったので非石油性のシリコンオイルで手入れしています。



サイトピクチャはこんな感じ。サイトの溝はかなりざっくりした感じで精密に狙うのはなかなか難しいです。
命中精度は良好なんですが...



コック時のトリガー位置はかなり前め。引く際はトリガーガード上面に指を擦りながら撃つイメージ?性能編で詳しく解説します。

外観紹介は以上とします。
次回は性能面、機構面を詳しく解説していこうと思います。あといくつか改造も施しているのでそれも後ほど。
それでは。
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